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青春18きっぷ 2016夏のポスター設置場所の駅は?冬はどこの駅に

青春18きっぷのポスター 旅行・観光
出典:http://hirokazu-nagane.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/18-a8da.html
青春18きっぷのポスター

出典:http://hirokazu-nagane.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/18-a8da.html

青春18きっぷといえば、切符自体の人気もさることながら、そのポスターの芸術性にも人気を集めています。現在では青春18きっぷの販促用ポスターやチラシのデザインをまとめた書籍が売れに売れているほどの人気振りです。

ところが、2015年春からそれまで常々駅に設置されていた青春18きっぷのポスターが一斉に姿を消しました。今回は消えた青春18きっぷのポスターについてまとめてみました。

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青春18きっぷのポスターが消えた本当の理由

青春18きっぷのポスター

出典:http://otowaya.jugem.jp/?page=2&cid=8

JR東日本は「販売実績に結びつかない」という理由で、ポスターやチラシの作成中止について語りました。2016年現在、完全に中止とはなってはいないのですが、新幹線開業などのポスターが設置場所を占めるため、青春18きっぷのポスターを貼り出す機会が減っているうえ、チラシの量も減りほとんど目に入らない状況となっています。

先日都内や神奈川県、埼玉県内のJR線のターミナル駅にいくつか立ち寄って、みどりの窓口に青春18きっぷのチラシがあるのか見に行ったのですが、どこにも見つけることができませんでした。駅構内のJRのポスターはほとんどが東北と北海道と北陸で占められていて、青春18きっぷのポスターは一つもありませんでした。

そのため東京近郊では一体どこに行けばポスターが見られるのか詳細がはっきりしていません。2016年の冬のポスターの頃にはどこででも入手できるようになってほしいのですが。

ちなみに、地方に行くと秋田支社や長野支社の管轄内の駅などで青春18きっぷのポスターが入手できるようですので足を伸ばせる方は行ってみてはいかがでしょうか。

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青春18きっぷ 2016春のポスター目撃情報

青春18きっぷのポスター

出典:http://homepage3.nifty.com/nakatetsu/sub20-87.html

しかし、わずかながら青春18きっぷ 2016の春のポスターの目撃情報があり、その情報によるとポスターは五能線の鶴泊駅から板柳駅の間を走る列車と、背景には五所川原の風景と雪をまとった津軽富士と岩木山が見えています。大きく配置された空の部分には「9時52分 私はいま、遅い春を迎えに行くところです。」のメッセージが書かれていて、とてもドラマチックで感動的なデザインとなっています。

青春18きっぷのポスターの魅力

では、これほどまでに惜しまれている青春18きっぷのポスターの良さとは何でしょうか。

それは、どこか懐かしさを感じる素朴ながら美しい背景写真と、写真に添えられた余韻を残しつつも印象的、感動的なメッセージの相乗効果なのでしょう。そこで過去の青春18きっぷのポスターのメッセージで心に残るものを次に挙げてみました。

青春18きっぷのポスター

出典:http://www.satou3.com/18kippu/1998s.html

1998年夏「もう3日もテレビを見ていません。」
この年には、「サザエさん」のカツオ役の声優さんが交代したり、菊間アナが大けがをして番組が終わったり、「すすむ電波少年」が「すすぬ電波少年」に変わったりしてテレビも面白い時代でした。そんな騒がしさから逃れて自分探しをしに一人旅に出ているようなメッセージに心を揺さぶられます。

青春18きっぷのポスター

出典:http://homepage3.nifty.com/nakatetsu/sub20-34.html

1999年春「学校を卒業すると、春は黙っていってしまうようになる。」
線路がずっと遠くまでつながっている写真につけられたコメントです。黙っていってしまう「春」が「君」に思えて、高校の青春を置いて都会に出ていく、大人に変わっていく、そんな寂しさを感じる作品です。

青春18きっぷのポスター

出典:http://homepage3.nifty.com/nakatetsu/sub20-39.html

2000年冬「前略、僕は日本のどこかにいます。」
海を背景にした素朴な駅のベンチに一人座る男性の写真は、遠くから広く撮られていて、空が大きく配置されています。その空の一部分にこのコメントが添えられています。日常のあらゆる面倒から逃れて旅する自由を表現しているようで、清々しく感じます。

青春18きっぷのポスター

出典:http://homepage3.nifty.com/nakatetsu/sub20-44.html

2002年夏「自分の部屋で、人生なんて考えられるか?」
2004年に初めてニートという語が世に出ますが、その二年前「引きこもり」が問題視されていた頃です。夏の浜辺で寝そべる若い男性の写真の上にこのコメントが添えられています。寝転んでいるのは部屋でも同じかもしれないけど、場所を変えるだけで十分良い思い付きが出るのだというメッセージが込められているようで、好感が持てます。

 青春18きっぷのポスターが見られる場所

これまでの25年分の青春18きっぷのポスターを展示した展覧会が行われています。入場料は無料ですので興味がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

【キャノンオープンギャラリー1・2】
住所:東京都港区港南2-16-6キャノンSタワー2階
期間:2016年6月7日~6月21日
時間:午前10時00分~午後5時30分(日曜・祝日は休館)

【「写真の町」東川町文化ギャラリー】
住所:北海道上川郡東川町東町1-19-8
期間:2016年7月2日~7月19日
時間:午前10時00分~午後5時30分(期間中は無休)

【金沢21世紀美術館市民ギャラリーB2】
住所:石川県金沢市広坂1-2-1
期間:2016年8月23日~8月28日
時間:午前10時00分~午後6時00分(休館日・月曜)

【小諸市立小諸高原美術館市民展示室】
住所:長野県小諸市大字菱平2805-1
期間:2016年12月1日~12月20日
時間:午前9時00分~午後5時00分(休館日・月曜)

【九州産業大学美術館】
住所:福岡県福岡市東区松香台2-3-1 九州大学芸術学部15号館1階
期間:2017年1月7日~1月12日
時間:午前10時00分~午後5時00分(休館日・月曜)

【高知県立文学館企画展示室】
住所:高知県高知市丸ノ内1-1-20
期間:2017年6月中旬~7月中旬予定

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