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食中毒・食あたりの原因や症状までの時間は?予防・対処方法とは

      2016/06/19

食中毒

食中毒・食あたりが特に心配される季節は暑い夏の時期です。

突然のお腹の痛みや嘔吐・下痢などの胃腸症状、今年も気を付けていきたいものです。

食中毒は出ている症状によって原因が違うので「何をいつ食べたからこうなったの?」など予防・対処に役立ててください。

不快な胃腸症状が出たらまずは疑うべき、食中毒についてまとめてみました。

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食中毒の病原体

ウイルス

食中毒の原因となる病原体は大きく分けて3種類です。

【ウイルス】
ノロウイルス、ロタウイルスなど。
細菌より小さく細胞膜を持ちません。生きている細胞に取り付くとこで増殖し、抗生物質が効きません。

【細菌】
ブドウ球菌、サルモネラ菌、病原性大腸菌、コレラ菌、赤痢、腸炎ビブリオ、カンピロバクターなどで、抗生物質が効果的です。単細胞生物なので、細胞分裂をすることで増殖します。

【有害物質】
カドミウム、シアン化合物など。
カドミウムは「イタイイタイ病」の原因物質です。鉱物や土壌に含まれていて、食べ物では米に含有されることが多く、体に過度に蓄積するとまず胃腸症状として表れます。
シアン化合物は、いわゆる青酸カリです。口にすると嘔吐の症状が出ますがその他頭痛などの症状も急速に表れ、最悪の場合死に至ります。食べ物ではキャッサバという芋の外皮に含まれています。

以上の3種類を挙げてみましたが、今回はこの中でも身近なウイルス性胃腸炎と細菌性胃腸炎について取り上げてみました。

ウイルス性胃腸炎の感染やその症状と予防・対処

牡蠣

ウイルス性胃腸炎の病原体はノロウイルスとロタウイルスが代表的ですので、この二つについてまとめてみます。

ノロウイルスを含んでいる食べ物としてはカキなどの二枚貝が有名です。ノロウイルスを含む二枚貝を口にすることで感染しますが、大流行するときには人の糞便や吐瀉物(としゃぶつ)を介している場合が多いです。

感染力が非常に強く、10個程度のウイルスが体内に入ることで人の腸内で爆発的に増殖し発症します。

発症すると、胸やけ、胃の不快感、気持ち悪さ、嘔吐、激しい下痢、脱水症状などに見まわれます。下痢の症状は強く、水様便や便の色が白くなることがあります。潜伏期間は1~2日と短めです。

ロタウイルスは、5歳以下の子供が主に発症します。ノロウイルス同様に感染力が強く嘔吐、下痢、脱水症状などが現れます。便は白い場合が多くあらわれます。潜伏期間は2~4日です。

どちらの場合にも抗生物質が効かないので、症状が深刻にならないよう気を付けながら、体から毒素が抜けていくのを待って快方に向かいます。

食中毒で最も怖いのが脱水症状です。程度が酷いと後遺症が残ったり、最悪の場合命の危険もあります。

食べ物をうけつけないときには、無理に食べなくても構いませんが、水分は積極的に摂るようにしましょう。

食中毒対策としては、調理前やトイレから出た後などに必ず念入りに手を洗うことです。これによって知らぬ間にノロウイルスを含む糞便に触れていても二次感染を防げます。

その上、食品を内部まで十分熱することが重要です。85度以上の高温で90秒以上熱することでウイルスが死滅します。

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細菌性胃腸炎の感染やその症状と予防・対処

お弁当

細菌性胃腸炎の、主なものについてそれぞれ詳しくまとめていきます。

【黄色ブドウ球菌】
人の傷口に生じていて調理などで食べ物に付着することで、それを食べた人が感染します。
おにぎりやサンドイッチ、お弁当などを作る際には気を付けましょう。
高い熱がでることはあまりなく下痢と嘔吐が主症状で潜伏期間は3時間程度です。

【サルモネラ菌】
鶏卵に発生していることが多く、卵を生で取り込むことで感染します。生卵を直接摂らないよう気を付けていても、ティラミスやアイスクリームなど、生卵を加工させている食べ物もあるので、自家製の場合は特に気を付けましょう。
また、生肉も汚染されていて食中毒にかかりやすいので、レバ刺しや牛肉のたたきなどには注意が必要です。潜伏期間は5時間~72時間と幅があり胃腸症状に加えて高熱が出ることがあります。

【病原性大腸菌】
生の食肉などに発生しています。有名なものではO-157がありますが、死亡例もあり深刻な細菌です。
感染力が強く、100個程度の細菌が体内に入ることで発症します。
反面ノロウイルスとは違い、消毒には弱いので一般的な石鹸やアルコール殺菌で死滅します。
食べ物は75度の熱で中心部まで1分以上の加熱をしましょう。
潜伏期間は3~5日程度で、激しい腹痛と水様便、血便が生じます。

【腸炎ビブリオ】
主に魚介類に生じていて、夏場に生の魚などを食べることで感染します。
感染すると激しく差し込むような痛みに見まわれます。
10~30時間の潜伏期間ですが、短いと2~3時間で発症するケースもあります。
塩水を好む反面、真水では生きられません。そのため、真水で洗うことと加熱することで予防できます。

食中毒の予防方法

手洗い

これからの夏の季節にかけて恐ろしい食中毒ですが予防方法はこまめに手を洗うことと、食べ物には加熱することを心がけて症状が出たら水分を積極的に摂りましょう。そしてあまり無理をせず、症状が酷い時は早めに医師に相談しましょう。

我が家でも、以前に母がサルモネラ菌にかかり高熱と下痢が酷く、顔色は土気色になってしまってとてもかわいそうでした。子供たちもそれぞれノロウイルスを経験していて3日ほど全く食べられないうえに水も飲みたくないといった症状でした。

あなたのご家庭でも早めの予防で、万一食中毒に感染してしまった場合は落ち着いて対処してくださいね。

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