日本三大火祭りのひとつと言われている山口ちょうちん祭りが2016年も開催されます。山口ちょうちん祭りでは数千本の竹につけられた10万個の赤いちょうちんが最大の見どころです。さらに日没を迎えると赤ちょうちんのろうそく一つ一つに火が灯されて、柔らかな赤い光のトンネルがまるで川のように連なります。その光景は、幽玄かつ幻想的です。山口ちょうちん祭りではほかにもよさこいの勇壮な演舞は熱気にあふれ、見る人の心を沸かせます。
お祭り期間中には20万人もの人が訪れる山口七夕ちょうちん祭り2016のよさこいや日程時間等をお祭りの見どころと合わせてご紹介していきます。
山口ちょうちん祭り2016のよさこいや日程時間について
日程:8月6日(土)、7日(日)
時間:17時30分から22時00分まで
場所:山口市商店街、パークロード、新亀山公園、湯田温泉など
山口ちょうちん祭りの見どころといえば、なんといっても真っ赤に染まった「ちょうちん」です。
【ちょうちんツリー】
800個のちょうちんで高さ15mのツリーを作り上げています。日本で最初にクリスマスのミサが行われたことを記念して作られました。
【ミニちょうちんツリー】
親子や観光客みんなが火入れに参加できて、人の背丈ほどのツリーをいくつも完成させます。
【すだれちょうちん】
縦14.5m幅38mの巨大スクリーンのように、500個のちょうちんで「山口」の文字を映し出します。パークロードに立てられています。
【七夕ちょうちん】
山口の守護大名大内氏の御霊をまつり「つながる大殿」と題して地域全体でちょうちんを灯して幸せを願っています。
神輿も山笠も全てちょうちんで作られていて、赤いちょうちんで町全体が埋め尽くされる光景は圧巻です。
山口ちょうちん祭りの目玉である、よさこい「DANCE WAVE MINAKOI のんた」は7日の17時30分から新亀山公園で行われます。1チーム8名以上で構成されていて、2016年は「よさこい山口県大会」も兼ねています。伝統的なよさこいの手足の動きにチーム独特の楽曲が合わさって、華麗で力強く舞う様子には心打たれて目が離れません。衣装である色とりどりの着物にも注目です。ちょうちんが『静』なのに対して、幻想的な祭りの最後をよさこいの『動』で飾られます。
山口ちょうちん祭り2016の駐車場や交通規制について
【駐車場】
臨時駐車場として無料開放されているのは以下の場所になります。17時30分から23時00分まで利用可能です。
・山口県立図書館
・山口県教育会館
・山口県埋蔵文化財センター
有料駐車場は商店街周辺に点在していています。
オススメは、山口中央パーキング(120台収容、1時間100円)です。交通規制区域外にあって、比較的スムーズに出庫できるのが魅力です。また、商店街で2,000円以上買い物をすると1時間無料になるという特典もあります。
【交通規制】
お祭り期間中は交通規制があります。ちょうちん笹飾りのあるメイン会場の中心商店街は両日とも18時30分から22時00分まで交通規制がかかります。
パークロードは両日とも17時40分から22時30分まで交通規制あり。
新山笠、提灯神輿行進ルートは6日19時10分から22時00分まで交通規制あり。
山口ちょうちん祭りの交通規制についての詳細はこちらからご覧になれますので参考にしてください。
まとめ
山口ちょうちん祭りは450年前の室町時代より続く伝統あるお祭りです。当時山口を治めていた守護大名大内氏26代盛見が父母の冥福を祈るために盆の夜に笹竹の灯ろうを灯したのが起源とされていて、やがて町民にも盆行事として広がり、今日につながっています。
そんな歴史と伝統ある山口ちょうちん祭り2016の見どころなどについて、ここまでご紹介してきました。山口ちょうちん祭りは比較的混雑がゆるやかで、ベビーカーや車イスの利用もできますので、小さなお子さまから高齢の方までどの世代でも楽しむことができます。2016年の夏はぜひご家族や友人、そして恋人と赤ちょうちんを眺めに山口ちょうちん祭りを訪れてみてはいかがでしょうか。