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大人や赤ちゃん・子供の麻疹の症状や潜伏期間と抗体検査の費用や期間

予防接種 健康

予防接種

大人世代の麻疹の2回接種率の低さや、抗体化率については国立感染症研究所も警鐘を鳴らしていますが、もしも赤ちゃんや子供世代が麻疹に罹患したらどのような状態になるのでしょうか。また、麻疹の予防接種は2回接種が勧められていますが、1回接種だけでは抗体が作られないのでしょうか。それを知るための抗体検査とはどのようなものでしょうか。

今回は、大人や赤ちゃん、子供の麻疹の症状や潜伏期間と抗体検査の費用や期間についてのお話をしたいと思います。

 

麻疹の症状と潜伏期間

現在でも麻疹の年間罹患者数は、10万人から20万人という統計が出ています。この数字はかつての日本での麻疹罹患者数と比べるとかなりの減少とみてよいのですが、それでもこれだけの人が毎年麻疹に苦しんでいると思うとちょっと怖い気がします。

特に子供や赤ちゃんは、麻疹にかかると重症化するケースもあり、医学が進んだからといっても気を抜ける病気ではありません。世界的には麻疹を根絶する目標で動いていますので、日本での罹患者数はちょっと多いとも言われているようです。死亡者を年齢別にみると、0歳児と1歳時が全体の7割~8割となっており、小さな子供がいる家庭では特に注意が必要です。また、妊娠中の女性がかかると、早産や流産のリスクが高くなります。

麻疹の初期症状は2~3日ほど、発熱、咳、鼻水など風邪症状がみられ、乳幼児では特に下痢や吐き気、嘔吐などの胃腸症状がみられます。風邪よりも倦怠感や重症度が高く感じられます。風邪との最も大きな違いは、目ヤニや目の充血といった目の症状が目立つことです。その後、4日目あたりになると、口の中にコプリック斑と呼ばれる白い斑点が出てきます。医師は、この症状をみて麻疹であることを診断します。同時に顔や体に発疹ができ、発疹は体中に及びます。高熱と咳が続き、この頃が辛い症状のピークとなります。発疹が出始めてから4日から5日で熱が徐々に引き始め、収束に向かっていきます。潜伏期間は10日から12日ほどとなり、感染経路は飛沫、接触感染などの経路があります。

 

抗体検査の費用や予防接種の効力期間

麻疹にかかってしまった方はもうかかることはありませんが、予防接種をした方が大人になった今、自分自身についた抗体は今なお定着しているのか気になる方もいると思います。なぜなら、麻疹の予防接種は抗体の効き目が10年とも言われているからです。

そこで、抗体検査というものがありますので、気になる方は一度受けてみるのも良いかと思います。費用は大体5,000円です。これで陰性なら予防接種の必要がありますが、これなら、抗体検査なしでワクチンを打ち直した方が良いと思う方もいると思いますので、医師に相談のうえ行ってください。ワクチンの接種が1回だけの群は、95%の人が抗体を作れますが、残りの5パーセントの方は抗体が作られません。そこで、2回の接種を行い、100%に近づけていく必要があるのです。ワクチンの接種をしていればうつらない、かかったとしても軽く済む場合が多いので、予防接種はやはり受けておいた方がよいでしょう。

 

2016年の麻疹の流行は?

実は2016年は、2015年よりも10%も上回る勢いで麻疹が大流行しています。麻疹の感染力は非常に強いもので、飛沫感染はもとより、飛沫核の空気感染、接触感染などでうつるものです。特に飛行機など密閉された場所や、コンサートなどで人がたくさん集まる場合には気をつけなくてはなりません。麻疹にかかった人が飛行機を利用してコンサートに行った例がありますが、この状況は最悪で、かなり問題になりました。あなたも、前記の症状があり、麻疹の疑いがある場合は、絶対に人ごみにいかない、すぐに受診することを心がけ、麻疹は絶対に人にうつさない、うつされないようにしましょう。

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