霰粒腫ができて、目の周りを手術することになったら、やっぱり怖いですよね。霰粒腫の手術の場合は局所麻酔ですから手術の間は当然周りの様子が分かりますし、その後の傷跡の痛みや失敗したらどうしようなどといった不安が付きまとうと思います。それに、怖い思いはするけれど、大掛かりな手術ではないから生命保険（医療）が下りるのかなど、お金の面でも心配があると思います。
そこで今回は霰粒腫の手術費用や生命保険の適用、名医はいるのかなどをまとめていきます。
霰粒腫の手術費用について
霰粒腫の手術についてですが、初診の日にいきなり医師から「切開しますよ」と言われ、そのまま手術ということもあります。
また、決して大掛かりなものではなく、日帰り手術ができることも多いために、入院の心配はあまりしなくてもよいでしょう。
さらに健康保険の3割負担で、1万円前後の手術費用が平均的ですから、お財布に2万円も持っていれば、帰りに薬局で薬を出してもらって帰ることができると思います。
手術をするのであれば名医にかかりたい
霰粒腫の手術自体はそれほど大掛かりなものではありませんが、手術後の痛みは1週間ほど続き、腫れも相当なものです。その中でも、以下で紹介する、つかだ眼科クリニックでの手術は関西地方では評判が良いので、恐くて手術に踏み切れていない方は検討してみてはいかがでしょうか。
滋賀県草津市にある、つかだ眼科クリニックの束田崇夫院長の経歴は「昭和43年7月生れ、兵庫医科大学卒業、日本医師会A会員、日本眼科学会A会員、日本眼科手術学会会員、滋賀医科大学プライマリ・ケア医学教育の臨床教授」です。
つかだ眼科クリニックのHPでは霰粒腫の手術のついて次のように紹介されています。「従来の手術方法では眼瞼の皮膚を1～2cm切開して腫瘍を取りますが、私のやり方では小さく切開して、そこから腫瘍を取ります。時間は1～15分以内で、麻酔の注射だけ痛くてあとは痛みも感じません。傷口は数時間で自然閉鎖します。」「霰粒腫の手術なら片道2～3時間かかっても要因でされる価値は十分あります。」
関東地方でしたら、こちらの横浜相鉄ビル眼科医院が霰粒腫の手術のエキスパートとして有名です。眼科医は慶応大学医学部出身の方が多く、従来の手術で使われていた瞼のクリップの使用を行わないため、痛みが少なく手術ができます。
手術の失敗確率や生命保険
まず、手術失敗の確率が公表されることはないうえに、何を失敗とするかの基準もはっきりといえるものではありません。霰粒腫の原因は体質による部分も大きいため、繰り返しかかる方もいます。なかには手術後の再発が失敗と捉える方もいるでしょうし、体質のせいだと考える方もいるでしょう。
その中で、再発を防ぐためには、手術の際なるべくまぶたの内側からではなく、まぶたの外側から切開してもらった方が良いでしょう。内側からの手術では完全に腫瘤を取り除けないことがあって、その場合残された腫瘤が感染したり膨らんでしまうことがありますが、外側からの手術なら、そのリスクを減らせます。まぶたの内側からの手術は縫合をしなくても自然に塞がることもありますが、外側からの手術では縫合の処置を行います。手術後の傷を心配される方は、まぶたのしわに沿って行い、目立たないようにできますので、失敗のないように予め医師に相談することをおすすめします。
大掛かりではないといっても歴とした手術ですから、生命保険などの医療保険をかけている方は、保険金請求をすると思います。その場合、病名が「霰粒腫」手術名は「霰粒腫摘出術」となります。詳細についてはそれぞれの保険会社にお問い合わせのうえ、お間違いがないように書類等の作成をしてください。
