頭痛の民間療法として、日本では「梅干しをこめかみに貼る」ということが周知されていますが、頭痛の時にキャベツの葉を頭にかぶると効果があるのはご存知でしょうか?
頭痛の民間療法は日本だけではなく、世界各国にもこのような身近な食べ物を使った民間療法というものがあります。頭痛の時にキャベツの葉を頭にかぶる(またはおでこに置く)と効果があるといわれているのはロシアなどの国で、ロシア人のなかでは有名のようです。
そこで、ここでは頭痛の時にキャベツの葉を頭にかぶると頭痛に効果があるのか調べてみました。
頭痛の時にキャベツの葉を頭にかぶると効果がある理由
キャベツにはもともと解熱作用があるといわれていて、 ヨーロッパやアフリカ、中国などの国では民間療法として、昔から使われているそうです。
そして、頭痛や熱がある時にキャベツの葉を頭にかぶると、ひんやりして頭痛や熱を和らげる効果が期待できます。
更に、熱を下げるためには、キャベツの葉を頭にのせるよりも、首の後ろなどの太い血管のあたりに、キャベツの葉をのせた方がより効果的です。
また、急な発熱や頭痛の時にキャベツの葉を使用する際は、事前によく水で洗い、水分をしっかりと取ってから使用するといいでしょう。
ただし、キャベツの葉で頭痛や熱を下げるということは科学的には証明されていないので、自宅に薬などがない時の応急処置という程度で活用された方がいいでしょう。
軽いやけどの応急手当にはキャベツ湿布も効果的
軽度のやけどをしてしまった時の応急処置として、キャベツの葉を手で揉んでから患部にあててあげると、キャベツの葉がやけどの熱を冷やしてくれる効果が期待できます。正にキャベツ湿布としても活用することができるます。
このように、キャベツは単に食べるだけではなく、幅広く活用をすることができる食材なんです。キャベツのちょっとした活用方法を知っておくだけでも、何かあった際に活用することができるので、憶えておいて損はないですね。