出典：http://www5f.biglobe.ne.jp/~st_octopus/MOVIE/SILENT/16DALI&BUNUEL.htm
10年ぶりにダリの作品が日本にやって来ます。
筆者はダリの大ファンで、新宿駅の京王線からJRの地下通路を通るたびにダリ展のポスターを目にして、「行きたいなー。早く来ないかなー。」と一人でワクワクしていました。これだけダリ展（東京）の宣伝をしているので、きっとたくさんの人出があると予想されます。
ダリ展はすでに京都での展覧会は2016年9月4日に終了していて、それと同じものが箱を変えて東京でも展示されます。東京での展示は9月14日から12月12日まで国立新美術館で行われます。あなたも芸術の秋に是非、ダリ展（東京）へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、ダリ展（東京）の前売りチケットや割引と混雑情報ほか、アクセス方法についてご紹介していきます。
ダリ展（東京）の前売りチケットや割引について
場所：国立新美術館企画展示室1E
〒106－8558東京都港区六本木7－22－2
展示期間：2016年9月14日（水）～12月12日（月）
開館時間：午前10：00～午後6時（金曜日は午後8時まで）
※10月21日と22日は午後10時まで。入館締め切りは各日閉館の30分前まで
休館日：毎週火曜日
観覧料金：中学生以下無料
・当日券 一般 1,600円、大学生1,200円、高校生800円
・前売り券 一般1,400円 大学生1,000円 高校生600円
団体は20名以上で団体料金の適用となります。
障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名まで無料
9月17日（土）18日（日）19日（月・祝）は高校生無料観覧日です。学生証を提示してください。
アクセス方法
【電車】
東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口
都営大江戸線六本木駅7出口から徒歩4分
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩5分
【バス】
都営バス 六本木駅前下車許と7分 青山斎場下車徒歩5分
港区コミュニティバス「ちぃばす」赤坂
循環ルート六本木七丁目下車徒歩約4分
ダリ展（東京）の会場の様子や展示構成
出典：http://dali.world/museum/dali2016_tokyo
ダリの初期の作品から時代を追って、全部で8つの構成から展示されています。
チャプター1：「初期作品」（1904～1922）生誕の地フィゲラス、夏の休暇を過ごしたカダケスの風景をポスト印象主義風の様式で描いた初期の作品を展示しています。
チャプター2：（1922～1929）マドリードのサン・フェルナンド王立美術アカデミー在学中の作品です。
チャプター3：（1929～1938）「アンダルシアの犬」というシュールで不可解でストーリー性のないグロテスクな映画ですが、この脚本を作ったダリは大きな反響を得ます。シュルレアリスムの中心的な画家として活躍していた頃の作品です。
チャプター4：10歳年上の妻、ガラとの世界を描いた作品です。
チャプター5：（1939～1948）第二次世界大戦のころの作品。アメリカに亡命しました。
チャプター6：アメリカに滞在していたころ、舞台芸術や映画の美術の仕事を多く行い、ヒッチコック、ディズニー、マルクス兄弟などに協力していました。
チャプター7：（1945～1950年代）原子力時代の芸術として、広島と長崎の原爆投下に大きな衝撃を受けました。
チャプター8：（1960年代～1980年代）晩年の作品です。
会場の国立新美術館はとても広いので、あまり混雑を感じないと思いますが、混雑を避けたい方は、平日の午前中か夜に訪れてみると良いでしょう。また、休日のグッズ販売コーナーは少し混雑するでしょう。
グッズ販売コーナー
出典：http://dali.world/museum/dali2016_tokyo
グッズ販売コーナーで扱われているグッズは、Ｔシャツ、トートバッグ、シール、香水、アクセサリーなど様々ですが、どれも不思議なダリの世界観を表現したものばかりです。
さらに、1だり紙幣を300円で購入して巨大なガラガラを回すこともでき、決して遊び心を忘れない楽しい展覧会ですので、ダリのファンでなくても、きっと虜になってしまうと思います。現地でポスター等を買いそびれてしまった方は、こちらの楽天市場でも購入できますので、帰ってからもダリの作品を楽しむことが可能です。ご自宅でもダリのポスターを一枚飾って、芸術の秋にダリの世界にどっぷり浸るのも良いでしょう。
