埼玉県日高市にある巾着田曼珠沙華公園では毎年、5百万本もの彼岸花が咲き誇ります。2016年9月10日~10月15日間の彼岸花の開花期間中は有料となりますが、入場料金300円がとても安く感じるほど、彼岸花の圧巻の景色が広がります。この彼岸花は、自然に群生しているというのも驚きです。また、彼岸花の開花期間中は巾着田曼珠沙華まつりを行っていて、中ほどの広場で露店が多く出ています。さらに地元の名産品なども安く購入できるのでおすすめです。
そこで今回は、巾着田の彼岸花2016の開花状況や見頃の時期、そして駐車場やアクセス方法をご紹介していきたいと思います。
巾着田曼珠沙華公園までの渋滞混雑は?
筆者は2016年9月18日(日)に巾着田曼珠沙華公園へ行ってきました。朝8時25分に巾着田に到着しましたが、懸念していた渋滞はなく、スイスイと入ることができました。最も混雑する時間帯は、1km地点のこの猿田という交差点の先まで渋滞が続いています。
帰宅のため10時頃に引き返して走っていると、巾着田へ向かう対向車は酷い渋滞に巻きこまれていました。開園時間は午前7時から午後5時までです。そのため巾着田曼珠沙華公園へ来園する際は、なるべく午前中の早い時間帯に行かれることをおすすめします。
巾着田曼珠沙華公園へのアクセス方法
電車:西武線高麗駅から徒歩15分 JR高麗川駅からバスで10分
車:関越自動車道「鶴ヶ島IC」料金所を出て入間方向(左)へ国道407号線で日高方面へ
圏央道「県央鶴ヶ島IC」を下りて直進し、県央鶴ヶ島入口交差点(国道407号)を左へ
圏央道「狭山日高IC」を日高方向(左)へ一つ目の交差点(県道262号線)を右へ
最後は県道15号線を走り、巾着田の看板が見えた頃には係りの方が誘導してくれます。
巾着田曼珠沙華公園の駐車場料金と入場料
駐車場は十分な広さがあり、民間駐車場も点在しているので場所さえ選ばなければ離れている民間駐車場に停めて徒歩で公園に行くこともできます。民間駐車場も公園の駐車場もどちらも500円で駐車できます。筆者の家族には障害者がいるので、民間の駐車場ではなく公園の駐車場に無料で停めさせてもらいました。障害者手帳を持っている方は、民間ではなく公園駐車場を利用すると良いでしょう。
巾着田曼珠沙華公園の入場料金と彼岸花の開花状況や見頃の時期
2016年9月18日は連休の中日でしたが、あいにくのお天気でした。それでも巾着田曼珠沙華公園にはたくさんの人が訪れて、団体の観光バスのお客さんも多かったです。また、この美しい彼岸花をバックに、なにかの撮影をしているお仕事関係者も多く、アイドルグループやコスプレの撮影なども多く見られました。
巾着田曼珠沙華公園に入るためには、券売場所で料金を支払います。入場料は300円、中学生以下と障害者手帳を持つ方と付き添いは無料です。筆者は、障害者と付き添いと子供だったので、完全に入場料無料で楽しめました。
巾着田曼珠沙華公園に入ってすぐのところには、彼岸花がまだまだ咲いていません。上流に行くにしたがって彼岸花が満開に近くなります。
梅の木の上に咲いている見頃の彼岸花があり、人だかりができていました。
巾着田は、名前の通り巾着袋の形をしているので遊歩道が突き当るところがあります。もっとも上流のところまでいくと、遠くの方まで彼岸花が満開になっていて、とても美しかったです。まさに見頃の時期を迎えているといった感じでした。
一般客の入り口よりも上流方向には、団体向けの大型バスの駐車場と、入り口が見えました。
巾着田は、回りに円形に川が通っています。この川は夏には川遊びやバーベキューができる市民の憩いの場所となっています。
この川の対岸へ渡るには、園内のドレミファ橋とあいあい橋のいずれかを使います。どちらの橋も木製の橋で、特にドレミファ橋は人が一人すれ違えるかどうかのドキドキの橋でした。
ドレミファ橋の上から。対岸へ行くと高麗峠の入り口です。
あいあい橋は日本最大級の木製トラス橋として有名です。対岸は、民俗資料館の入り口になっていました。
あいあい橋の入口辺りには、見頃の白い彼岸花が咲いていました。
巾着田曼珠沙華まつりの会場の様子
巾着田曼珠沙華まつりの会場は、ステージイベントも行われ、露店も数多く出店しています。狭山茶のお店では茶もみを間近で見せてもらい、試飲をしました。日高の名物の栗のお菓子や、漬物屋さん、唐揚げの屋台、牧場のソフトクリームなど、おいしいものや地元の名産品を楽しむことができました。
筆者は、お土産に銀杏の木で作られた小さなまな板を買いました。バターを切るのにちょうど良さそうです。