日本ゲーム大賞とは家庭用ゲーム機やパソコン、携帯電話で発売されたコンピュータゲームを表彰する賞で、1996年からスタートしました。主催は社団法人コンピュータエンターテイメント協会(CESA)で、かつては「CESA賞」や「CESA GAME AWARDS」の名称でした。
そして、2016年の日本ゲーム大賞の発表および表彰の授与式が行われるのが、9月15日(木)から18日(日)に幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ2016」となっています。
そこで今回は日本ゲーム大賞2016のアマチュア部門とフューチャー部門の受賞の予想結果について、最終選考にノミネートされた作品とともに考察していきます。
アマチュア部門のノミネート作品
最終選考のノミネート17作品中8作品をHALが独占
日本ゲーム大賞2016のアマチュア部門とは、ゲーム産業の未来を担うアマチュアクリエーターが制作したオリジナルゲームの中から優れた作品を表彰する賞です。2016年の募集のテーマは「流れる」で、応募総数過去最多の329作品の中から、一次審査、二次審査を経て最終選考に残った17作品が発表されました。そのなかで8作品がHALの学生チームによるものでした。過去大賞受賞5回に加えて、12年連続受賞記録を持っていますので、2016年も注目を浴びているHALの活躍が期待できるのではないでしょうか。
HALのアマチュア部門最終選考ノミネート作品
タイトル:ELECT CORRECT
学校名:HAL大阪
制作者、制作チーム名:No Plan
機種(プラットフォーム):PC
タイトル:ことばすたー
学校名:HAL名古屋
制作者・制作チーム名:プロジェクトことばすたー
機種(プラットフォーム):PC
タイトル:Ding Dong War
学校名:HAL大阪
制作者・制作チーム名:Project D.D.W
機種(プラットフォーム):スマートフォン、タブレット
タイトル:Trail
学校名:HAL大阪
制作者・制作チーム名:Project Trail
機種(プラットフォーム):PC
タイトル:NAGARAIL
学校名:HAL大阪
制作者・制作チーム名:ちぃむろーがくれき
機種(プラットフォーム):スマートフォン、タブレット
タイトル:FLOLF
学校名:HAL名古屋
制作者・制作チーム名:野津宗一郎
機種(プラットフォーム):PC
タイトル:Milky Star Way
学校名:HAL名古屋
制作者・制作チーム名:橋本龍弥
機種(プラットフォーム):PC
タイトル:流闘
学校名:HAL大阪
制作者・制作チーム名:チーム大陸
機種(プラットフォーム):スマートフォン、タブレット
全17作品の詳細はこちらをご覧ください。
フューチャー部門とは?
「フューチャー部門」は東京ゲームショウ2016にて発表、出展された未発売作品を対象に、開催期間中の9月15日から17日までの3日間で来場者投票が実施されます。そして、発売を待ち望む多くの声、圧倒的な支持を得た多くの作品の中から、日本ゲーム大賞選考委員会の審査を経て、今後が期待される作品が選出されます。
2015年は10作品が選ばれて、いずれもパワフルなIPの続編やスピンオフタイトルが中心となっていて、4ゲーマーなら知らないタイトルはなさそうなものばかりでした。2016年も同様の傾向が考えられるのではないでしょうか。
2015年のフューチャー部門受賞作品はこちらをご覧ください。
日本ゲーム大賞の歴代受賞作品
年間作品部門では、その一年を代表するにふさわしい最高の総合的評価を得た作品が大賞として選ばれます。歴代の受賞作品は、誰もが名を知るようなその年を象徴する作品ばかりです。2016年は年間作品部門、アマチュア部門、フューチャー部門のほか、ゲームデザイナーズ大賞が設けられています。ゲームの独創性や斬新性も評価されますので、優れた作品が選ばれることに、ますます期待が高まりますね。
日本ゲーム大賞の歴代受賞作品はこちらをご覧ください。
まとめ
優れたコンピュータエンタテイメントソフトウェア作品を選考し表彰する、日本ゲーム大賞2016のアマチュア部門とフューチャー部門の受賞の予想結果について考察してみました。
日本ゲーム大賞2016の発表受賞式はアマチュア部門が9月17日(土)10時30分から11時30分まで、フューチャー部門は9月18日(日)12時00分から13時30分までと予定されています。厳しい審査をクリアして、また来場者投票で選ばれるのはどの作品になるのか、発表されるのが今から楽しみですね。