出典：http://natusakura.gnk.cc/himawari-070729h6.html
残暑見舞いを送る時期は立秋を過ぎ8月末までの間です。
したがって、2016年は8月7日の立秋から8月31日までの間に残暑見舞いを送ることになります。また、暑中見舞いを頂いた相手方に送る場合は、うっかり暑中見舞いのまま返信するのではなく、きちんとカレンダーを見て、8月7日を過ぎていたら残暑見舞いとして送りましょう。
今回は、残暑見舞いのマナーや書き方について、身近な友達宛の文例からビジネス上の上司や顧客宛の例文を交えてまとめてみました。
暑中見舞いとの違いとは
出典：http://www.jp-guide.net/manner/sa/zansho_mimai.html
暑中見舞いのページでもご説明しましたが、全体の構成は残暑見舞いでも
1、ご挨拶「残暑お見舞い申し上げます」
を少し大きめに書きます。
次に
2、日ごろの感謝や近況（感謝が先、自分の近況は後にします。）
3、これからのお付き合いも「よろしくお願いします。」
4、結びの文
5、日付 平成28年 晩夏（立秋/8月）
を意識して書くと良いでしょう。
残暑見舞いと暑中見舞いとの違いは、送る時期や文の中で「盛夏」だったところを「晩夏/立秋」に置き変えることでまずは大丈夫です。また残暑見舞いに「立秋とは名ばかりの暑さが続いておりますが」などの一文を入れても良いでしょう。
顧客宛の残暑見舞いの書き方
【文例】
残暑お見舞い申し上げます。
平素は格別のご愛顧を賜り心から御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では下記期間中を夏季休業とさせていただきます（当店では下記期間中サマーセールを行います。など）。
ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。
平成28年 晩夏
記
夏季休暇：〇月〇日（〇）～〇月〇日（〇）
株式会社〇〇〇
代表取締役〇〇〇
住所〒〇〇〇‐〇〇
電話番号〇〇〇‐〇〇〇‐〇〇〇〇
上司宛の残暑見舞いの書き方
【文例】
残暑お見舞い申し上げます。
立秋とは名ばかりの暑さが続いておりますが、お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます。
この夏は家族で北海道旅行をしてきました。
夏休みを使って思いっきりリフレッシュしましたので、休み明けは今まで以上に仕事に邁進いたします。
まだしばらくは暑さが続くようですが、くれぐれもご自愛ください。
平成28年 立秋
子供から先生宛の残暑見舞いの書き方
子供には既に習った漢字は使わせるようにして、堅苦しくなりすぎないで書くように親御さんからは指導していただいた方がいいでしょう。先生の暑さの具合を心配するのも大切ですが、そのような内容だけに偏るのではなく、子供の夏休みの状況を元気に伝える内容にしましょう。
【低学年の場合の例文】
ざんしょおみまいもうしあげます。
かぞくみんながお休みをとれたので、とまりでうみへ行きました。
おねえちゃんが水をかけてきたのでぼくも水をかけました。
とてもたのしかったです。
先生もげんきにすごしてください。
へいせい28年8月
【高学年の場合の例文】
残暑お見舞い申し上げます。
毎日暑いですが先生はどのようにお過ごしですか。
私は夏休みの間ずっと〇〇についての自由研究をまとめていました。
小学校最後の自由研究なので、一生懸命取り組んでいます。
先生に見てもらうのがとても楽しみです。
まだしばらくは暑い夏が続きますのでご自愛ください。
平成28年 立秋
友達・友人宛の残暑見舞いの書き方
友人に改めて残暑見舞いを送る機会ってどんなときですか？
暑中見舞いや残暑見舞いを頂いた時、新築や転居のお知らせを兼ねたい時、結婚や出産の報告をしたい時という場合や、お祝いを頂いたお礼などが多いと思います。
【例文１】
残暑お見舞い申し上げます。
立秋とは名ばかりで暑い毎日が続いていますが、お変わりないでしょうか。
先日はお祝いを頂きありがとうございます。
おかげさまで私たちは新しい生活をスタートすることができました。
下記の地にて新生活を送っております。
お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください。
酷暑の折、くれぐれもご自愛ください。
〒〇〇〇‐〇〇
〇〇県〇〇市
名前
【例文２】
残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ暑い日々が続いていますが皆さまお元気ですか。
この度念願のマイホームが完成し、下記住所へ転居いたしました。
お近くへお越しの際にはどうぞお立ち寄りください。
暑さ厳しき折、お体にはくれぐれもお気を付けください。
〒〇〇〇‐〇〇
〇〇県〇〇市
名前
以上のような例文の内容で、友人宛の残暑見舞いは少々砕けた書き方で問題はないです。友人それぞれに合わせた距離感を考えて適宜文の雰囲気を調節しながら書いてみてください。そして、心がこもっていなくても失礼にあたらなければ問題はありませんので、まずは堅苦しく考えずに筆を執って書いてみましょう。
