千葉県の南房総で採れる温州みかんは「房州みかん」と呼ばれ、あまり市場に流通することのない貴重なみかんです。温暖な気候の中で、太陽の光をたっぷり浴びて育った房州みかんは、糖度が高くてジューシー。甘さの中にもほどよい酸味があって、コクのある濃い味わいが特徴です。房州みかんのみかん狩りのシーズンは、10月から12月下旬までですが、甘夏、ハッサクなどの夏みかんのみかん狩りを行っている農園では4月末までみかん狩りを楽しめます。
今回はそんな関東・千葉県房総半島のみかん狩りの時期や料金ほか、おすすめの人気農園をご紹介します。
関東・千葉県房総半島でみかん狩りのおすすめ人気農園5選
1、房総十字園(市原市)
温暖な気候の千葉県房総エリアの市原市にある「房総十字園」は、千葉エコ農産物認証のみかん農園です。低農薬・低化学肥料で育てられた温州みかんを食べ放題できます。直売所では自家製の加工品が人気です。みかん畑が平坦なので、小さなお子さんでも安心して収穫することができます。
時期:10月中旬から12月下旬まで
料金:時間無制限食べ放題(中学生以上500円、3歳~小学6年生まで400円)
房総十字園の詳細はこちらから確認できます。
2、三芳村みかん狩組合(南房総市)
千葉県南房総市三芳村で栽培されているみかんは、シーズン中に地元で完売してしまい、ほとんど市場に流通していません。「三芳村みかん狩組合」には12軒のみかん農園が加盟していて、みかん狩りを楽しめます。各農園では甘くてほどよい酸味のある温州みかんが栽培されていて、ほとんど市場に流通しない希少なみかんを味わえます。
時期:10月20日(木)から12月20日(火)まで
料金:30分食べ放題(中学生以上400円、小学生以下300円)
三芳村みかん狩組合の詳細はこちらから確認できます。
3、千倉オレンジセンター(南房総市)
房総半島の南端、千倉にある「千倉オレンジセンター」には2,500本ものみかんの木があり千葉県最大級の規模です。温州みかんのほかに、甘夏やハッサクなども栽培されているので、夏みかん狩りも楽しめます。みかんの木のほかに、レモン・ゆず・すだち・かぼす・ライムの木もあります。また、オートキャンプ場が併設されていて、裏山ではバードウォッチングも楽しめます。
時期:10月1日(土)から4月30日まで
料金:時間無制限食べ放題(大人400円、小人300円 ※10月1日から2月20日までは温州みかんほか、2月1日から4月30日までは甘夏・ハッサク・清見ほかのみかん狩りを楽しめます)
千倉オレンジセンターの詳細はこちらから確認できます。
4、道の駅富楽里とみやま(南房総市)
道の駅富楽里で受付すると、担当の方にみかん園まで案内してもらえます。甘みと酸味のある味の濃い房州みかんを味わえます。13~14度ほどの糖度をもち、果汁がたっぷりでとてもジューシー。12月下旬にかけてどんどん甘みが増していきます。
時期:10月25日(火)から12月まで
料金:園内30分食べ放題(大人400円、小人300円)
道の駅富楽里とみやまの詳細はこちらから確認できます。
5、フルーツの丘(館山市)
房総半島の南端にある「フルーツの丘」では、アルギット農業で大切に育てられた糖度たっぷりの温州みかんを味わえます。駐車場のすぐ脇にみかん園があるため、お子様からご年配の方まで気軽にみかん狩りを楽しめます。
時期:11月から12月の土日祝のみ
料金:中学生以上400円、小学生以下300円
フルーツの丘の詳細はこちらから確認できます。
まとめ
千葉県房総エリアでは青い海を眺めながら、温暖な気候と太陽の光をいっぱいに浴びた甘くておいしいみかん狩りを楽しめます。丹精込めて育てられたみかんの味は格別です。ご家族や友人とみかん狩りに、房総エリアの農園を訪れてみてはいかがでしょうか。