夏休みの宿題にある自由工作は作り出すと楽しいけれど、工作で何を作るか考えて決めるまでに時間のかかることがあると思います。なかなかいいアイデアが浮かばない、あまり難しいものは作れないと悩んでいる小学生高学年のお子さんに向けて、簡単にできる夏休みの自由工作の作り方やアイデアについてご紹介していきます。
男の子と女の子に分けてご紹介しますので、あなたにぴったりの自由工作を見つけて、少しアレンジしながらオリジナルの作品を作ってみてください。凝ったものをひとつ作るだけでなく、シンプルなものでもいくつか作ると個性がでてきますので、せひチャレンジしてみましょう。
ビー玉迷路（対象：男の子）
段ボールで迷路を作って、ビー玉を転がします。箱を傾けて、スタートからゴールまでビー玉を運びます。仕掛けを作って簡単にゴールできないものが作れるとさらに面白いですよ。
【材料】
・空き箱
・段ボール
・ビー玉
・ペットボトルのふた
・ノート
【道具】
・はさみ
・カッター
・セロハンテープ
・木工用ボンド
・鉛筆
・定規
【作り方】
1、ノートに設計図を書きます。
2、段ボールで壁を作ります。ビー玉より高くなるようにあらかじめ定規で線を引き、カッターで切りましょう。空き箱の中にカットした段ボールを木工用ボンドで固定して、設置します。
3.仕掛けを作ります。落とし穴や坂道、さらにトンネルなどを作ると面白いですね。
こちらに詳しいビー玉迷路の作り方が載っているので、参考にしてみてください。
本立て（対象：男の子）
日常生活で使える便利な本立てを自分で作ってみましょう！のこぎりを使うので、少し力がいります。一人でできない場合は無理をせずにお父さんやお母さんに手伝ってもらいましょう。
【材料】
・木の板
・くぎ
・ニス
【道具】
・のこぎり
・紙やすり
・かなづち
・筆
・鉛筆
・定規
【作り方】
1、鉛筆で木の板に下書きをします。
2、板をのこぎりで切ります。※手を切らないように注意しましょう
3、紙やすりで切り口を滑らかにします。
4、ニスを塗ります。
5、乾いたら、くぎを打って、形を作ります。
こちらに本立ての詳しい作り方がありますので参考にしてください。
消しゴムのハンコ（対象：女の子）
消しゴムに好きな文字や模様を描いて、削るとオリジナルのはんこができあがります。あなただけのマークができれば、友達に書いた手紙やはがきにもはんこが押せます。
【材料】
・消しゴム（大きさは自由）
【道具】
・彫刻刀
・ボールペン
・インク
・紙
【作り方】
1、消しゴムを洗います。使っていない消しゴムは表面が粉だらけです。水洗いしてタオルでよくふきましょう。
2、ペンで消しゴムに文字や模様を描きます。シンプルなものが削りやすいですよ。
3、①ペンで書いた部分だけがインクがつかないタイプで、ペンで書いた部分を彫刻刀で削ります。②ペンで書いた部分にインクがつくタイプで、ペンで書いた部分以外を彫刻刀で削ります。
4、インクをつけて、紙に押してみましょう。
消しゴムハンコの詳しい作り方はこちらにありますので参考にしてください。
縄文クッキー（対象：女の子）
縄文時代の人が食べていたクルミなどの木の実でクッキーを作ってみましょう。
【材料】
・どんぐり粉
・クルミ
・栗
・長芋
・うずらのたまご
【道具】
・すりばち
・すりこぎ
・ボウル
・フライパン
・フライパン返し
・おろし器
【作り方】
1、クルミと栗をすりばち、すりこぎを使って、粉にする。
2、おろし器で長芋をすりおろす。
3、どんぐり粉と1と2をボウルに入れて、うずらのたまごを割り入れる。
4、手でよく混ぜて、こねる。
5、適当な大きさ、厚さに丸める。
6、フライパンで焼いてできあがり。
縄文クッキーの詳しい作り方がこちらにありますので参考にしてください。
まとめ
簡単にできる小学生高学年向けの夏休みの自由工作の作り方やアイデアについて、男の子と女の子に分けてご紹介しました。あなたの工夫を織り込みながら、オリジナルの自由工作を作ってみてくださいね。
どれも簡単に取り組めるものばかりですが、刃物や火を使うものもありますので、くれぐれも取り扱いには注意しましょう。そして、一人でできない場合は、決して無理をせずに、お父さんやお母さんに手伝ってもらいながらチャレンジしてくださいね。
